不動産ローンは、低い金利で大口の融資を受けることができる便利なローンですが、注意すべき点もいくつかあります。
無担保ローンとの最大の違いは、自明のことかもしれませんが担保に不動産が入っていることであり、返済不能に陥ったなら土地を手放さなくてはなりません。
この先もずっと住んでいくつもりだった家も土地も失ってしまったら、大変なことになってしまいます。
また、不動産ローンを組む場合は、非合法の業者に騙されてお金を借りたりしないよう気をつけましょう。
貸金業者に登録されておらず、貸金業協会に加盟も登録もされていない会社の場合は、合法的な会社でないと判断していいでしょう。
それぞれのホームページの名簿を見ることだけで、すぐにわかります。
また、あまりにも低金利不動産ローンを取り扱っている会社に対しても、警戒した方がいいでしょう。
業者によっては、貸し付け条件をよさそうに見せかけることでローンを組ませようとするようです。
ローン会社は2%~3%の金利で銀行からお金を借り、顧客に貸し付けています。
そのため、顧客への金利は3~5倍程度なければ商売が成立しないと考えられます。
大体10%くらいが、メジャーな不動産ローン会社が金利に設定している利率です。
不動産ローンの申込時に調査料を現金要求する業者も要注意です。
不動産ローンの手続きのようなふりをしながら、金銭を手に入れようとしているだけという可能性があります。